エリザベート国際コンクールの過去の写真から

エリザベート国際コンクール、今年はチェロ部門なんですよね。おもしろい。こないだベルギー人の作曲家と話をしていましたら、ベルギーでも話題になっていて、皆がとても楽しみにしているとのこと。コンクール史上初めてのチェロ部門。どうなるか本当に楽しみですね。

公式サイト
http://cmireb.be

チャイコフスキー、ショパン国際と並んで世界三大コンクールと言われることもありますが、ショパンはピアノだけ、チャイコフスキーは声楽、チェロ、ピアノ、ヴァイオリンだけ(だけ?)なので、声楽、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、作曲部門が存在することになり、種類ではトップだ!・・・無茶を申して恐縮です。

エリザベート国際のFacebookページ、すごく活発にというわけではないですが、それなりにいろいろと情報をアップしていますが、木曜日は過去を振り返るとかいう風に決めているらしく、昔の写真を少し載せてくれます。

昨日はというと、1952年のピアノ部門のファイナリストの写真が。おおおっと!

上の写真の5枚目に、ファイナリスト12名全員が映っています。さあみなさん、誰が誰だかわかるかな?ちなみに1952年にファイナリストは以下の12人です。

1位 Leon Fleisher レオン・フライシャー(米)
2位 Karl Engelカール・エンゲル(スイス)
3rd Maria Tipoマリア・ティーポ(イタリア)
4位 Frans Brouw フランス・ブロー(ベルギー)
5位 Lawrence Davis ローレンス・デイヴィス(オーストラリア)
6位 Lamar Crowson レイマー・クラウソン(米)
7位 Theodore Lettvin セオドア・レットヴィン(米)
8位 Yuri Bukov ユーリ・ブコフ(ブルガリア)
9位 Jacques Coulaud ジャック・クロー(仏)
10位 Philippe Entremont フィリップ・アントルモン(仏)
11位 Hans Graf ハンス・グラーフ(オーストリア)
12位 Janine Kinet ジャニーヌ・キネ(ベルギー)

写真を見て全員の顔が判った人には天才の称号をお渡し致します。私はフライシャーとアントルモンしかわかりませんでした。アントルモンの顔、独特だなあ。

ついでに2枚目の写真もいいよね。内田光子。彼女は1968年の参加。もうね、「見るからに難しそうな人」「どこから見ても難しい人」という顔をしている。三つ子の魂100まで!ビバ!光子!!!!