水の上に浮かぶユジャ・ワン(とアンドレアス・オッテンザマー)

水の上に浮かぶユジャ・ワンの映像が投稿されました。ドイツ・グラモフォンより。おお、ジーザス(なんてこった)。どこかの川か湖の上でピアノを弾いている。弾いているのはブラームスのインテルメッツォ118-2。

118-2って、何度聴いてもいい曲ですよね、メロディーもきれいだし。アンドレアス・オッテンザマーがクラリネットでメロディーを吹いてユジャ・ワン、がそれ以外の部分を受け持つ、と。興味のある方はアルバムで購入されるといいと思いますが、個人的にはどこでどうやって撮ったのかなということが気になりました。

多分ですけど、ここで撮ったんじゃないかな。ベルリン近郊のシュティーニッツ湖ってとこ。
https://de.wikipedia.org/wiki/Stienitzsee

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Bürgenstock Festival

って、映像のクレジットのところに書いてあって、この上のほうの音楽祭のサイトに似たような写真があったからというただそれだけの理由ですがわりと当たってんじゃないかなと思います。

このサイトです。
http://www.turbinehallstienitzsee.com/

ふたりとも軽装だから夏から初秋にかけて撮ったのかな。気持ちよさそうだ(演奏してる二人は気持ちいいとか言ってらんないでしょうけれど)。

あと水の上に浮かばせる、どうやって実現しているのでしょうね。水の上に浮かばせようと思ったら、沈むことと流されることを心配しなければならない。

船のようにして浮かばせているか?いや、作成されたミニミニ長方形舞台のサイズにはピアノは重すぎるのではないかと思いますし、波でぐらぐらしたら演奏する方もいやですよね。しかもピアノはけっこう端のほうに乗っている。

きっと浮かばせているというより、柱のようなものを何本か水の中に立てて、テーブルのように、なんとなく固定させたのではないか。あるいは水中から岸にロープを伸ばして固定したのでしょう。たぶんテーブル型の方ではないかと想像してますけど。

空撮はドローンでしょう。ドローン便利だわ。引きの映像もあれば、(照明も載せている?)アップの映像もあるから、カメラマンがこの仮設舞台の上に乗って演奏させたパターンと、ドローンで撮ったパターンと、2回は最低でも演奏してもらってますね。夕暮れ(もしくは早朝)に撮っているから、つまり刻々と景色が変わっていくから急いで撮らないと映像がへんてこになってしまいますよね。慌ただしかったことでしょう。

にしてもけっこう大掛かりっすね。ピアノはクレーンで吊って載せたんだろうし。

ぱっと見た感じ古そうなピアノを使っていますが、このメーカー名が、見えそうで・・・見えない。景色もぼんやりしているということもあって、何度か映るけれど、よく読めない。あああなんでしょうねこのメーカー。解読できた方教えて。