ピアニスト薗田奈緒子のインタビューが爆発的に面白かった件

ベルリンを拠点に活躍しているピアニストぞのぴー・・・いえ、薗田奈緒子さんのインタビューがありました。

「チームワークだからこそ、自分の能力をもっと発揮できるし、雑念がなくなる」コラボレーション・ピアニスト薗田奈緒子さんインタビュー
http://circus-magazine.net/posts/1796

たまたま見つけてぼやっと読み始めたのですがこれが面白くて早朝の布団の中で目を爛々と輝かせながら読んでしまったぜ。まだ太陽がのぼる前ですけれど頭から湯気を上げながらこの文章を書き始めているぜ?

アンサンブル・ピアニストとか伴奏ピアニスト、コレペティトゥアとかそういう言葉は聞きますが、薗田さんはコラボレーション・ピアニストという言葉を使っていて、これはなかなかいいネーミングですなあ。薗田さんが言い出したんでしょうか。私はこの言葉を見かけただけでとても爽やかな気持ちになりました。

伴奏ピアニストという言い方ですと、完全に相手の楽器(あるいは歌手)がメインで、ピアノは従、という感覚がある。アンサンブル・ピアニストという言い方も、わりとそう。コレペティトゥアに至っては深く音楽に関わっている人でないと何それ美味しいの?状態の意味不明な言葉。

でもコラボレーション・ピアニストという言葉は、もっとずっと積極的なイメージを、見た瞬間に持てますね。一緒に音楽を作り上げるというイメージが見事に目の前に浮かぶ。これだよこれ。おーい山田くん、座布団全部もって来いよ!

ピアニストは、ソロを弾く人たちだけではありません。ぞのぴー(会ったこともないのに失礼な。すいません)のようなピアニストもいるんです。そしてその技術、技、芸術は高く評価されるべきなのですが、まだまだあまり知られていないのではないでしょうか。

日本の音楽大学のピアノ科はどうしてもソロ志向で、コラボレーションへの意識が足りていないのではと思います。

なのでみなさん、このインタビューは絶対に読んで、ぞのぴーのようなピアニストがいるのだ、ということを知ってほしいです。若いピアニストの方は、ソロばかりを勉強するのではなく、こういうピアノの世界も知ってほしいです。

チャイコフスキー国際コンクールという、究極にストレスのかかる場で突然コンテスタントのチェリスト達からピアノ演奏を頼まれる、というほど信頼されるぞのぴーに乾杯!

最近ヨーロッパのチェロ界は若い才能がぼこぼこ出てきていて、今はチェロが面白い!状態なのだそうですが、彼女のような人がそれを強く支えているのである!!(それにしてもすごい努力してるな薗田さんは、ということもインタビューを読むとわかります)