カール・ラガーフェルド没

誰かがFacebookでラガーフェルドの写真を載せて、R.I.P.(requiescat in paceの略。安らかにお眠りくださいっていう意味です)と書いていたので、えっと思って調べたらやはり。

若者の頃一生懸命ファッション雑誌を読んでいた自分が懐かしい(また若い頃の話を持ち出したりして、ねもねも舎も歳だね)。ハイファッションって雑誌、もうないよね、あの雑誌、毎号買って読んでたんですよね。あと毎号眺めてた雑誌は、うれしはずかし「新建築」。あっ、音楽の友とかショパンとか一生懸命に読んでたころもありますよ(取ってつけた感満載)。

ハイファッションに興味があったと言っても、上流階級の出でもないし、お金もないし、高い服を買う余裕もセンスなんてものも持ち合わせていないから、ただ眺めてはため息を付くだけだったのですよ。南青山のコム・デ・ギャルソンとかヨージ・ヤマモトとかジル・サンダーとかに時々足を運んで、やっぱりため息をついて出ていってたんですよね。ほんの時々、バーゲンの時に一着とかだけ買ってなんとなくそんな気になったつもりにしていましたがね。めちゃ頑張ってドリス・ヴァン・ノッテンのスーツをアントワープで買った時は、おっ、手が・・・足が、短くてなかなか合わせらんない、とイケメンの店員さんに言われてかなり恥ずかしい思いをしました。

そんなわけでラガーフェルドがデザインした服なんかには全く縁がなかったわけですが、ラガーフェルドって、スタインウェイのピアノのデザインをしていたってご存知ですか。ラガーフェルドモデル。まじか。知らなかったぜ。

それが上の画像です。
http://steinway.com.au/web_products/steinway-s-l-ed-karl-lagerfeld/

インタビュー映像もあるよ。英語だけど:

うん。なんか微妙か・・・?あとちっさい(あえて小さくしたそうですが)。蓋の裏側が赤っぽいのは日本の箱(漆塗りの箱でしょうね)の内側をイメージしているのだそうです。足が面白いデザインなのはソリのように動かしやすさを考えたそうです。そういえば鍵盤の端の方も持ち手っぽくなっているので、ここを握って動かせば、力は入れやすいでしょう。でも、なんか時代を感じちゃう、かな・・・。実物を見たらまた違った印象をもつかもしれませんけれど。ラガーフェルド本人は、このデザインが古臭くならないと良いが、というようなことを語っていますが、みなさんはどう思われますか。

いやしかしインターネットの発達ってすごいですね。こういう、インターネット以前だったらほとんどの人の目に触れることなく終わったであろう映像も、こうして20年以上経った日本国で見られたりするのですから。

ちなみにこの映像の中でピアノを演奏しているのは故ブリジット・エンゲラーとエレーヌ・メルシエです。弾いている曲は・・・あれなんだけっこの曲。思い出せない。

舎長に聞いてみよう、そうしようということで聞いてみましたところ、しばしの沈黙の後、ラヴェルのスペイン狂詩曲、という返事が帰ってきました。ああ持つべきは友と舎長であります。

にしてもなんでこのピアノ、調律されてないんだろう。せっかく作られたプロモーション映像なんだろうに。