ウィーン交響楽団のアーカイブが強烈だった件。ピアノファン熟読必須

ウィーン交響楽団のサイトを久しぶりに見てみましたら新しくなっていました(最後にみたのがいつだったか思い出せないけれど)。

そしてコンサートのページに、1900年から現在までの過去のコンサート検索、というのがありました。俄然、私の好奇心に火がつきましたね。これはすごいですよ。

なかなかここまで古いアーカイブを載せているオーケストラも少ないと思いますよ。いや冗談抜きですごいですよこれは。大沢親分なら絶対に天晴!と叫ぶレベルですよ。

というわけでさっそく気になる名前を入れていきましょう。ねもねも舎はピアノに特化したサイトであるからにはピアニストの名前をじゃんじゃん入れていくよ。もちろん、アシュケナージとかポリーニとか、そういう名前もいいけれど、どうせならこの人共演しているのかな?と思う名前を入れてみよう。

ホロヴィッツ:1930年11月18日に一度だけ共演している。ラフマニノフの協奏曲第3番!この年にホロヴィッツはこの曲の世界初録音をしているんですよね。うおお燃えるぜ!(何に?)

じゃ次行くよ、ラフマニノフ:1903年1月9日に自作の第2番の協奏曲を演奏。うおお、出来てまだ1年ちょっとだぜ!!(全曲初演は1901年11月)。ラフマニノフはもう一階だけ共演していてそれが1910年11月2日。今度は第3番の協奏曲。うおお、これまた初演の一年後!!(初演は1909年11月)

よだれダラダラ。

ゴドフスキ、ブゾーニ、このあたりはそれなりの回数、共演しています。

バーンスタインは一度だけ、ラヴェルの両手の協奏曲を弾きぶりしたみたい。1948年5月26日

もう盲滅法に好きなピアニストの名前を突っ込んでみたらいいと思うんですが、最後にジロティ行ってみましょう:1914年2月25日一度きりの共演。第一次世界大戦の4ヶ月前だね・・・。「さすらい人幻想曲」のピアノとオーケストラ版、リスト編。

まじかよ、こんな編曲あるのかよ。・・・卒倒。

という感じでまあ、面白すぎてやりだしたら止まらないので今夜はここまでにしておきましょう。なお、グールドは共演していません。なるほどなるほど。指揮者ではカルロス・クライバーが一回だけ1967年に共演してます、チェリビダッケはやはり終戦後に何度も指揮していますね。