インタビュー予告:耳コピの達人、ピアニスト山口雅敏との出会い

みなさんごきげんよう。ねもねも舎特別インタビューの日がやってまいりました。久しぶりのインタビューです。今回ねもねも舎は「耳コピの達人」ピアニスト山口雅敏さんとお話をしてきました。

「耳コピ」きき慣れない言葉でしょうか。耳コピとは読んで字のごとく、耳でコピーする、すなわち、流れてきた曲を楽譜に書き起こす作業のことです。世の中には、耳に聞こえてきた曲を一発で憶えピアノで完璧に演奏して見せられるという驚異的な才能を持った人もいますが、ほとんどの人間にはそんな能力はありません(そして、そういう凄まじい才能の持ち主が素晴らしい演奏をするかというと・・・そうでもない)。そこで、耳コピの達人の仕事が、世の中で大変重宝されるのであります。

特に「出版されていない編曲物」作品、そうたとえばホロヴィッツが編曲したカルメン変奏曲のあのバージョンの楽譜が欲しい・・・そんな時に登場するのが達人たちなのであります。

この耳コピ、大変難しく、時間がかかり、かつ孤独との戦いなのです。そんな困難な作業を自ら引き受け、数々の耳コピ楽譜を世に送り出し、世界トップクラスの演奏家たちにも提供してきた達人、それが山口雅敏さん。

どのように耳コピをしてきたのか、いつか人工知能にとって変わる日はあるのか・・・。手に汗握る興奮の耳コピバトル(バトルはありません)について、このねもねも舎で公開出来ることは大いなる喜びです。明日、もしくはあさってぐらいに公開いたします。適当で申し訳ありません。

ホロヴィッツを紙と、いえ、神と称える山口雅敏さんの強い思いと、それに共感して手に汗を握るねもねも舎。ご期待下さい!