シャイ・ウォスナーの新譜はハイドンとリゲティ

ハイドンとリゲティって、なんだか遠くて離れているような組み合わせのようにも思います。しかし確かに、シャイ・ウォスナーの新しい録音はハイドンとリゲティだそうです

面白い。

リゲティはハンガリー人、ハイドンの活躍していたエステルハージ家もハンガリー。そういう意味では遠くない?ですし。意外とハイドンとリゲティって、音楽的に近いかもしれません。

こう、意外性に飛んでいて、しかも納得させられるプログラミングって、素晴らしいですよ。現代のピアニストにはもはやラフマニノフだとか、皇帝だとか、そういう録音をすることには意味が無いかもしれなくて、こういう録音を残すことの方が意味あるのかもしれません。ウォスナー、がんばれー。

シャイ・ウォスナーをご存知の方はそれほど多くないでしょう。まだ東京には登場していません。なぜか!北海道のふきのとうホールというところに来日しているんです。マイナーなピアニストの場合、こういうケースもあるのですが(なんていうと失礼ですね、すいません・・)、ウォスナーはどちらかと言えばメジャーな方に属するピアニストだと思うのです。

そういうピアニストの初来日が北海道だった、というのはなかなかすごいことです。

ふきのとうホールというのは、あの有名な、お菓子の六花亭が作ったホールです。音楽監督に岡山潔というヴァイオリニストを迎えていて、この方がいろいろとアーティストを招聘しているという噂。

東京があまりにも中心になってしまっている日本の音楽界を打ち砕けるとそれはそれで楽しい!!