そうか、ナイーヴが破産したのか(CDレーベルの話)。

フランスのレーベル、naïveが破産したらしいです。破産、、、。どうもどっかの会社が買い取ったらしく、まだほそぼそと続けるようです。既に半分ぐらいの人が退職した模様。

公式サイトはというと、元気に稼働中だぜ!
http://www.naive.fr/

クラシック音楽の市場は小さく、どちらかといえば縮小の方向にあります。そんな中、みなさんなんとか生き残りをかけ頑張っている、わけですが、naive破産かー、と思うと残念です。

倒産を避けるため、身売りをしたのかな?どっかの会社が買い取って、約半分のスタッフが残る。つまりとりあえず存続する方向らしいですが、悲観的に見れば半分の従業員が既にいない、という模様。

naïveは昔からいろいろ聴いてきたなー。ジャケットも特徴的でした。ガーディナーのヴィヴァルディシリーズとか。ピアニストは誰がいたかな?サイトでpianoで検索して出てきたのは9名。フランス語で「検索」って「ルシェルシェ」って言うんですよ。かわいい。

Lise de la Salle
Grigory Sokolov
Bertrand Chamayou
Baptiste Trotignon
Nikolai Lugansky
Francesco Piemontesi
Guillaume Vincent
Fazil Say
Jean-François Zygel

ここからCDを出したピアニストはもっといますが、現在廃盤でない人達だけを載せているのかな?

フランスでもCDは全く売れなくなっていて、コンサート会場での即売だけが唯一の販売ルートになっているそうです。

私の知り合いピアニストは「ベッドの下は全部自分のCDだよ」と言って乾いた笑いをしていました。

そんなこんなですから、CDレーベルが苦しくないわけがない。

アーティストが買わなければならない「買い取り」ノルマもかなりあるらしいです。あとこれはあまり知られていないかもしれませんが録音にかかる費用、ホール代、機材代、エンジニア、プロデューサーなどの人件費もアーティスト持ちのケースが多々あります。

同じレーベルから出ていても、アーティストによって条件は異なります。

アーティストにしてみればCDは一種の名刺代わりですから、お金を出してでもリリースしたいという気持ちがあるのでしょう。

コンサート会場で来場者の方がCDを買うのは、もはや握手券、サイン券みたいな感覚。CDを買っておうちに帰って擦り切れるほど(古いな)聴く時代は終わりました。時代は移ろいゆくものですなあ。

会社にも寿命があります。CDの時代もまもなく終わります。