キッシンゲンの夏音楽祭のサイトがリニューアルしてすっきり

スマホが優先なサイトが増えつつあります。ドイツのキッシンゲンの夏音楽祭も、スマホファーストなサイトになっていました。きれいになりました。すっきりしました。

http://www.kissingersommer.de/

これまではこの音楽祭のサイトでプログラムを見ようと思ったら、サイトに置かれていたパンフレットのデータ、それをダウンロードして専用のソフトみたいなのが起動して一ページごとにめくっていく、という、ちょっとだけストレスのたまる感じのサイトでしたが、一覧ですっきりみられるようなっていたので幸せな気分になりました。

来年のプログラムも発表されていました。ただしほんのちょっとだけ困ったことに、その一覧には出演者の写真1枚と公演タイトル、日時、それから会場名しかないんですよね。出演者の名前を知りたかったら「もっと読む」という所をクリックしないといけません。

ただ公演タイトルだけではなくて出演者の名前が欲しい・・・。いや、行きもしないのにこんな事を言いまして申し訳ありません。でも意外にこういうサイト多いんですよね。出演者が多いと書ききれないんでしょうけれど・・・その気持も、わかる。

そういう意味でわかりやすいのは、例えばオーストリアのシューベルティアーデのサイト。この音楽祭もたくさん公演があって、おもしろい人たちが出ていますが、ここは一覧表記に出演者の名前をむしろずらずらっと書いてくれているので、とても幸せ。しらない名前があればそのままハイライトしてグーグル検索が可能です。素敵。

ところで、キッシンゲンの夏音楽祭ですが、来年もソコロフが出演するようです。「ソコロフが聴きたければヨーロッパへ行け」が合い言葉。そのソコロフについて、あるフランス人から先日聞いたのですが、前回のパリでのリサイタルはいつもの通り大盛況だったが「ある批評で酷評された」のだそうです。これは滅多に無いことなので話題になったとのこと。

どこまで酷評だったのか、わかりません。ネット上にその批評がないか探してみたのですが見つかりませんでした、どなたかご存知の方お教え下さい。

今、ソコロフの演奏を悪く言うのはとても勇気のいることかもしれません。何せヨーロッパ中で神のように湛えられている人ですからね。それにソコロフはとても気難しい人らしいので、その批評を読んでもう二度とパリなんか来ないよ!とかいうことになったらその批評文を書いた人はいろいろな人から恨まれそうです。

音楽は良い悪いが白黒はっきりしないたぐいのものだけに、批評も難しい。