チャイコフスキー国際コンクール2019の審査員が発表されている件

チャイコフスキー国際コンクールは今年開催されます。16回目です。ご存じの通り、数多くのスターを生んできた世界でも最も重要なコンクールの一つです。

コンクール大嫌いな人もいますし、コンクールは才能のない人のためのもの、とまで断言する人もいますけれど、コンクールが果たしてきた役割は無視はできませんね。参加者はそれこそ人生賭けて参加しているし、見ている方も興奮します。そりゃあまあいろいろとあるけど。・・・ま、とりあえず清濁併せ呑んでください(関係者でもないのに偉そうにすいません)。

さて今回のチャイコフスキー国際コンクールは、なんかスケジュール発表とかが大幅に遅れているとかで、開催の危機を叫んでいる人もいましたが、なんだかんだいってそこはロシアなので、ちゃんと気がついたら開催されていることでしょう。そしてきっちりと表舞台上では整然と進んで行き、結果発表まで無事に終わることでしょう。

とりあえず終わりよければすべてよし、それがロシア。裏ではどたばたが激しく展開されていたとしても、何事もなかったかのように涼しい顔で完結させるのでありましょう。ロシア万歳!

公式サイトで審査員がひっそりと発表されていました。(もしかして大々的に発表されてたかもしれませんが今日気がついた)以下のURLにありますが、下記の名前ですね。全12名。いつもの、という人から、ほーこう来たかという名前まで。

http://tchaikovskycompetition.com/en/jury/?direction=329

Denis Matsuev (Chair)
Michel Béroff
Barry Douglas
Nelson Freire
Pavel Gililov
Freddy Kempf
Ming-Qiang Li
Vladimir Ovchinnikov
Piotr Paleczny
Boris Petrushansky
Menahem Pressler
Alexander Toradze

マツーエフが審査委員長とか、いろいろな思いが去来しますが、彼以外に誰がいるかいやいない、という感じでしょうかね。特筆すべき点として、セルゲイ・ドレンスキーの名前がない。あとメナヘム・プレスラーが超高齢での参加は体力的に大丈夫でしょうか。

前回の審査員の名前が知りたい方はこことかをご覧下さい。ちなみに参加者の名前はまだ発表になっていません。期待に胸を膨らませ、ワクワクテカテカしながらお待ち下さい(関係者じゃないのに偉そうですいません)。