チョン・ミョンフンのピアノリサイタル!(40年ぶり?)

そう、チョン・ミョンフンは指揮者として広く知られていますが、チャイコフスキー国際コンクールで2位に入っているピアニストでした(1974年。この年の優勝はガヴリーロフ)

つい先日(昨日、かな?)、エクサン・プロヴァンス復活祭音楽祭の来年のスケジュールが発表になったのですが、そこに、おお、チョン・ミョンフンのピアノリサイタルがあるではないですか。これはちょっと聴いてみたいかも。

http://www.festivalpaques.com/en/spectacle/134/myung-whun-chung

チョン・ミョンフンが時折伴奏などでピアノを披露しているのは知っていましたが、ピアノ・リサイタルはそれほど(ほぼほぼ?全く?)やってこなかったのではないでしょうか。特に近年は。

私のリサーチ不足でしたら、ただただ申し訳ありません。

そのチョン・ミョンフンが、来年の4月22日、エクサン・プロヴァンス復活祭音楽祭で、ピアノ・リサイタルを開催するという。これはピアノ曲ファンならずとも音楽ファンであれば聴いてみたいと思うはずです。

しかしサイト上では特にすごいニュース!みたいな感じではぜんぜんなくて、淡々と発表されている。面白い。そんなものでしょうか。フランス人大人だな。

ごくわずかに、この音楽祭のツイッターを見ますと、40年ぶりのリサイタルとだけ、淡々と書かれています(ただ、今年上海でリサイタルをやったような形跡がありますから、40年ぶりというのは間違いなのかもしれません)

そして気になる内容は・・・。

ハイドン:ピアノソナタ第60番
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
ブラームス:インテルメッツォ Op.119
ショパン:練習曲作品25-7
ショパン:バラード第1番、第4番

ベートーヴェン30番の2楽章は大分トリッキーで弾きにくいが大丈夫かなあ。バラード4番の高度な技巧はどうかなあ、、、。とか、ついついいらぬ心配をしてしまいます。いけねえいけねえ。

ムーティもナポリの博物館でショパンを弾いていましたが、チョン・ミョンフンもショパンを弾く。みんなショパンが好きなんだぜえ?

いやはや、どういう演奏なのかがわりと本気で気になってきました。公演の直前になって「やっぱり弾けない」とかいってキャンセルしちゃったりして・・・。そんなことはないか。