ラン・ランのキャンセルは続く。10月30日のカーネギーホール公演はハオチェン・チャンに

ラン・ランの左手はいつまでも良くならない模様。カーネギーホールからの情報によりますと、ラン・ランは10月30日に出演する予定だったが、キャンセル。代わりにハオチェン・チャンが演奏する、ということのようです。このサイトで、ラン・ランはカーネギーホールで10月4日に片手で演奏というのもお伝えしましたが、それはキャンセルなしで演奏する模様。

気になる方はカーネギーホールのプレス・センターへどうぞ:
https://www.carnegiehall.org/PressRelease.aspx?id=4295033087

中国の若手ピアニストのスターと言えば、ラン・ラン、そしてユジャ・ワンこの二人が2大巨頭なわけですが(そんな言い方があるのか)、ハオチェン・チャンも実力者として、もっと注目されていいと思うの。

アメリカではヴァン・クライバーン国際の優勝者としてなじみがあるでしょうし、そもそもこのカーネギーの公演は中国のオーケストラ、中国の指揮者、中国のピアニストで計画されていた、いわば中国のためのコンサートですから、ラン・ランが出られないとなれば、当然中国人で代わりを探すことになります。

まずはユジャ・ワンの名前がみんなの頭に浮かんだかもしれない。でもスケジュールが合わなかったか、カーネギーホールに最近出すぎだからと敬遠されたか、ラン・ランの代役は断ったか、そのほかなにかの理由かで消えたのでしょう。

その次に出てくる名前は・・・・そう、ハオチェン・チャンだったかもしれませんね(最初からハオチェン・チャンだったかも)。地味な人だけど、もっと人気が出るといいですね。

っていうか、ラン・ランは東京国際フォーラムで11月になにやら不思議なコンサートをすることになっているようですが、それの出演も黄色信号がついてしまいましたね。

まだチケット一般発売前だけど、これです:
http://lldm.jp/