キーシンのチェロソナタ、初演

キーシン?

そう、あのもじゃもじゃ頭の天才キーシンがチェロソナタを書いて、その初演が先日のヴェルビエ音楽祭でありました。Kissin’s cello sonataと書いてあって、おもわず2度3度、見てしまいました。うん、確かにエフゲニー・キーシンの新作チェロソナタの世界初演と書いてある。これは意外な。

どんな曲か気になる貴方は以下のURLで。10月末までタダで見られます。

http://fr.medici.tv/#!/surprise-concert-medici-tv-10-years-at-the-verbier-festival

演奏しているのはゴーティエ・カプソンと本人・・・ではなく、おっとユジャ・ワン。

この人選はキーシン本人によるものなんでしょうか。おもしろい。少なくともキーシンはユジャ・ワンNGとは言わなかったということですね。派手な見た目やなんかはともかく、演奏については認めている、ということになります(当たり前のことですが)。

もちろんユジャ・ワンはパツパツのミニドレスとピンヒールです。楽譜はiPadプロだな。大きいのがいいよね。ユジャ・ワンの目に生気があまり無いようにも見えるのは・・・気のせいか・・・!

しかしキーシンは押しも押されもしない大家になりつつありますね。小さかったキーシン君も今年で45歳。まだ44ですがもうすぐ誕生日。日本のコンサートでは花束を渡す女性の姿も見かけますね。子どもの頃から追っかけているのでしょう。40を過ぎても、ファンとしては母親的な眼差しをついつい向けてしまうのでしょうか!

いつもカントール先生とお母さんと一緒に行動していたのはもう過去の話になっていると聞きました。単独で行動しているとか(これまた当たり前か)。