ライプツィヒのバッハ国際コンクール結果

ライプツィヒのバッハ国際コンクールの結果が出ています。今年はピアノ、チェンバロ、そしてヴァイオリン。ピアノ部門の過去の優勝者、入賞者に誰がいるのか。皆様ご存じでしょうか。

https://www.bachwettbewerbleipzig.de

たとえば日本でもおなじみ?の名前としては、第一回のタチアナ・ニコラーエワから始まって、デームス、アファナシェフ、コロリオフ、ルガンスキー、伊藤恵、シュタットフェルトなどがあります。

ここの優勝者にこのたび、新たに名前が加わりました。工藤奈帆美。おめでとうございます。

しかしそんなめでたい気分も、一枚の写真で吹き飛んでしまいました。これ。

上の写真集の中にこんな写真が・・・・。

ああこれは痛い。愕然とするほど寒い。凍り付いてしまった。

よく見たら右の人はアンドレアス・シュタイアーではないですか。脚注を読めば真ん中の人はリチャード・エガー(個人的に会って話をしたことがありますが、こういうこと好きそうな人であることは間違いありません。ツイッターとか見てもこんなだし)。

もう一人は知らない人でした、ツヴィ・メニカーという人でした。三人とも審査員。ピアノ部門じゃなくてチェンバロ部門の。しかも弾いているのはピアノだし。なんでチェンバロの審査員がピアノ弾いてんの。こんな格好で。

このわけのわからない格好で3人が弾いたのはパーシー・グレインジャーの「ザンジバル島の舟歌」という曲だそうです。えええ?・・・・バッハとは全く何の関係もなさそうなこの曲が選ばれた理由がわからない。調べてみたが全然わからない。

現場にいて何か情報をご存じの方、あるいはそうでなくても普通に接点をご存じの方おられたらぜひお教えください。

わざわざ変な格好をして弾いて居るぐらいだから、何らかの理由はあるでしょうし、何かは語ったんではないかと思うのですが。