エフゲニー・キーシン、結婚す。

世界を代表するピアニストの一人、エフゲニー・キーシン結婚のニュースが電撃のように世界を駆け巡っています。かなり衝撃的なのですが、どれぐらい衝撃的かというと、猫が逆立ちして校庭を回ってワンと鳴いた、それぐらいかと思われます。

キーシンというピアニストの才能に疑念を抱く人はいません。しかし、人間としてはたいそう変わった人であると言われます。髪型も独特だしね・・・。女性関係の(男性関係も)浮いた話がなかった。結婚という文字が最も似合わない人だったかもしれません。

変わっている、という意味では例えばお辞儀の仕方をご覧頂ければご納得いただけるでしょう。今はそれほどでもない気がしますが、キーシンのお辞儀は、かくっ、かくっ。という音が似合う独特なものです。英語でインタビューを受ける時の話し方もやや不自然。英語がそれほど得意ではないから、というのもあるでしょうが。

お辞儀とかインタビューとか映像探したらありました、これです。

もっと長い間キーシンに浸りたい方にはこのドキュメンタリー映像とか。

それから、ニューヨークでキーシン宅の近所に住んでいるというピアニストから聞いたことがあるのですが・・・「キーシンが散歩している姿を時々見るが、、、、キーシンは必ず同じ時間に同じルートを歩く。まるでニワトリか何かみたいに、首をきょときょと振りながら歩いている。あれは普通の人間ではない」。

うーん本当かな?と眉につばをつけていますが、天才は一般人とは考えることや行動も違いますから、奇妙に見えることもあるかもしれませんね。

また、これもよく知られたことではありますが、常に3名の女性達と行動を共にしていました。女性・・・?ご安心あれ、母、妹、そしてカントール先生(※)です。・・・・女性とは言え大きなくくりで「家族」であり、恋愛対象としての女性、浮いた話ではない。

(※)キーシンを育て上げた教師。キーシンと結婚した、とかひどい噂を流されたこともあるぐらいキーシンと行動を共にしていた。1923年生まれなのですが、まだご存命かもしれません。お亡くなりになったら間違いなくどこかにニュースとして載るはずなのですが、どこにも出ていないのでご存命かと推察いたします。今年で94歳です。

キーシンの来日は常にこの「家族」と一緒でした。最近は一人で行動するようになった、という噂もありましたが、ついにこれまでの家族から離れ、新しい家族を手にしたということです!おめでとうございます!!結婚式は女性の住むプラハで行われたと。女性は再婚、子どもが3人がいるそうです。

キーシン夫妻は子どもの頃からの仲の良い友達だったそうです。両者の母親は同じ学校で教えるピアノ教師。ノーマン・レブレヒトが一つエピソードを紹介していますが、彼女の父親が少年キーシンの演奏を聞いて批判的なコメントをしたところ「将来のあなたの孫たちの父に向かってよくそんな事がいえますね!」と少年は言った・・・。本当か・・・。すごい、天才キーシンはやはり子どもの頃から独特だったんですよ。

ニュースはレブレヒトのサイトで

Happy news: Kissin gets wed

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