アルゲリッチ音楽祭(スイス)が危機に瀕しているらしい件

アルゲリッチの名前を冠した音楽祭は日本に住んでいますと別府を思い出すのですが、ヨーロッパですとまずルガーノの音楽祭、プロゲット・マルタ・アルゲリッチです。

アルゲリッチ&フレンズというEMIとかワーナーとかから出されているCDをご存知でしょうか。あれはルガーノ音楽祭でのライブ録音を毎年リリースしているものです。この音楽祭、今年で15年目だそうです。うん、15年、長いですね。

それが存続の危機なのだそうです。問題はメインのスポンサー、イタリアの銀行がなんだか悪いことをしたのだかなんだかでスイスからの撤退を余儀なくされ、それで収入ががたっと落ちる、ということだそうです。

例えばこことかに記事があります
http://www.limelightmagazine.com.au/grand-finale-martha-argerich%E2%80%99s-lugano-festival

一つの大きなスポンサーに頼っていると大変危険だ、とはよく聞くことではありますが、しかし、複数の大きなスポンサーをあてにするのも難しいことですよ、現状。だいたいクラシック音楽に興味のあるスポンサーなんてそう多くはないでしょうから。

なので、来年以降は開催が白紙だと。

この音楽祭には本当に多くのピアニストが登場しています。ピアノのファンならチェックしておいて損はないです。え、こんな人が、という人も出てたりしますし、ここの音楽祭の過去の出演者が有名になっていっているケースもありますからね。

アルゲリッチも今年75歳。永遠の美女も、やはりおばあちゃんになりましたよね。時の流れは残酷だ。誰かアルゲリッチの後を継ぐ人はいないのか。

今の現役で後継者としてもっとも可能性が高いのはユジャ・ワンでしょう。でも、驚異的な瞬発力は負けませんが、ユジャ・ワンは小柄で少し線が細いんですよね。少しアルゲリッチとは路線が異なりますね。

だれか、アルゲリッチの後継者はいないのか。