ムキムキマッチョなピアニスト、それがツィモン・バルト

ボディビルダーでもあるらしいマッチョなピアニストがアメリカにいるのはご存じですか。その名前はツィモン・バルト。

Tzimon Barto
http://www.tzimonbarto.com/

一体どこの国の人なのかと思いますが、れっきとした?アメリカ人です。フロリダ生まれ。

なぜこの人なのかといいますと、昨日ゴルドベルク変奏曲についてあれこれ調べていたらこの人の名前も出てきたからです。出た!ツィモン・バルト!マニアック度の高いピアニストです。

日本には多分来ていませんよね。いや、来たことはあるかもしれませんが、少なくとも最近はないと思います。わりかしレアなピアニストです。

ムキムキマッチョなわりには「豪腕マッスル一直線」という演奏ではなく、むしろ癖のある、引っかかる感じの演奏をする人です。ゴルドベルクの録音も、ブゾーニ版というこれまた妙なエディションで演奏している。一筋縄ではいかない人なのです。

プロフィールを見ましても、5カ国語を流暢に話し、ギリシャ語、ラテン語、ヘブライ語を読めるし、中国語も勉強中、と、まるでピアニストのプロフィールではない感じが漂っているので、面白いです。

写真はちょっとだけシュワルツネッガーに似てますかね?

実はカラヤンとかエッシェンバッハとかが評価しているんですよねこの人。いちど生で聞いてみたいですとは思っています。

最後にこのピアニストの意味不明な動画を貼っておきます。ツィモン・バルトが演奏するショパンの前奏曲。太田胃散のCMの曲なんですが、マトリョーシカ人形と共にどうぞ。え??え??いろいろ意味がわからなくて爆笑することうけあい。