動画で学ぶ、ラフマニノフ

本日はお勉強動画です。ロシア語のお名前をどう発音するのか?というものです。やや釣りっぽいタイトルで申し訳ありません。ロシア人はラフマニノフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ムソルグスキー、プロコフィエフをどうやって発音しているのか。ご覧ください。

個人的にはプロコフィエフに熱くなりました。

名前の発音は言語によって変わります。特にフランス人は自由自在。シューベルトはシュベーだしモーツァルトはモザーですからね。

人名だけではなくて、地名も、言語によって変わる。ウィーンは英語ではヴィエナだしフランス語ではヴィエンヌ。ミュンヘンは英語ではミュニックだし、イタリア語では・・・なんとモナコなんだぜ?イタリア人はモナコのこともモナコと言うから完全に混乱する。悲喜劇だ。

日本はどうやってそういう固有名詞をカタカナ化するのでしょう。地名はともかく、お名前の場合は、本人に聞いて読み方がわかっていればそれに近いものをあてる。しかしながらわからない場合は、昔習ったローマ字読みで解読しようとする上に、その他のよく知られた名前の事例などから類推して読もうとするから、間違いが発生する。どうしても発生する。

ただ、私の体験からは、少しぐらい読み方が違っていても皆さん全然気にしませんね。むしろ、日本語ではなんていう名前なんだ俺は?とにやにや笑いながら訊ねてきたりします。

ベートーヴェン、とか日本語で言うともう大喜びですよ。一生懸命真似して言ってくれますから。

上の動画ではムソルグスキーが名前の発音を気にしていたという事を言っていますがそういうのはレアケースかと思われます。むしろみんな喜びます。はい。そのソースは・・・・私。すごい弱っちいソースで申し訳ありません。

ホロヴィッツ、グールド、アルゲリッチ、、、固有名詞を日本語で言うたび大爆笑ですから。

ともかく日本人はいわゆる欧米のアルファベットを使っていないのが決定的なわけです。それを無理やりカタカナにしているわけだから、どうしたって無理があるわけだ。近年ではforvoとか便利なサイトもありますがforvoも知らない名前がいっぱいあります。

google翻訳も読んでくれますが、なんかちょっと不安。どうしても本物に近づきたい!という厳格なあなたはぜひ、今日の動画そのほかを見て勉強してね。