プーチン大統領がピアノを弾いたと聞いて

プーチン大統領が、ピアノの腕を披露した、とニュースにあったので、驚きました。プーチン、柔道の達人であることは知っていましたが、ピアノも弾けるのか!あちこちで報じられていますが、毎日新聞のサイトは以下。

https://mainichi.jp/articles/20170515/k00/00m/030/052000c

なめらかにメロディーを演奏、と書いてあります。画像も載っていますが、おお、なんか弾けそうな雰囲気が漂ってきますね。

でもせっかくなら動画ないのー。というわけで探したらすぐありました。ロシア専門、スプートニクから。

このサイトにはきちんと動画も貼り付けられていました。

https://jp.sputniknews.com/russia/201705143635253/

映像だけが見たい方は以下に。いやしかし今の世の中、なんでもちゃんとYouTubeに上がっているもんなんだなあ。

再生ボタンクリック!・・・あ・・・・これは・・・。これあかんやつや。

すごい腕前を期待していたわけではありませんが、本当にメロディーを弾いているだけでした。でもメロディーだけでも間違えずに弾けているのは、それなりにすごいことかもしれないな、と思いなおしました。

自分たちはピアノがそこそこ弾けますから、メロディーだけで少し頼りなく、という演奏にはつい低い評価を与えてしまいがちですが、考えてみてください。大統領です。むちゃくちゃに忙しい人です。ピアノなんか、弾いている暇なんて絶対ないよね(フランスの新大統領とかは除く)。それでも黒鍵も含むメロディーをちゃんと過たず押さえていくというのは、少なくとも何度か繰り返して練習しなければ、できない。

プーチン大統領、これからもピアノを愛してやってください!!

それよりも、これはだめだと思ったのは演奏よりも楽器の方です。調律が、やばい。これ、何年も調律してないレベルじゃないですかね。いろんな音が「-完全に終了-」している音を出しています。

と思っていたらこういう記事も出ました:
http://jp.reuters.com/article/putin-piano-tuning-idJPKCN18C03N

いや、もしかしてプーチン大統領は中国に対し、このピアノ演奏を通じて「もっと国家の規律を行き届かせるべきである。このピアノのように規律のおかしなことになってはいけないよ」との警鐘を鳴らしたのかもしれないね(うがちすぎ)。