金曜日の格言。A.ルービンシュタイン

今日は金曜日です。格言でも読んでお気楽に過ごしましょう。アルトゥール・ルービンシュタインの素晴らしいお言葉をどうぞ。

Never practice more than three or four hours a day. No one can concentrate longer than that, and you must spend the rest of your time learning about life and love and art and all the other wonderful things in the world. If a young person sits in the practice room all day, what can he possibly have to express in his music?

1日に3時間、4時間以上練習してはいけません。だれもそれ以上長く集中することはできないし、一日の残りの時間は人生、愛、絵など世界に満ちる素晴らしい事に使うべきだ。もしもずっと練習室にこもってばかりいたら、その人の音楽は何を表現できるようになる?

というわけです。練習室にこもってばかりのあなた!書を捨てて町へ出て、いろいろ吸収して下さいね!不肖私も若い頃は年間100本ぐらい映画を観たし、暇があれば読書をしていました(でもピアニストになれなかった事は内緒)。武満徹は年間300本あるいはもっと映画を観ていたようです。そうか。あと200本足りなかったか。

ホロヴィッツも、スクリャービンにピアノ以外の事を学ぶよう言われたと言っていますしね。

以上、金曜日の格言でした。なお、上のルービンシュタインの格言を「練習しないいいわけ」にしてはいけませんのでお間違えのないよう。