ピアノは何台まで同時に演奏が可能なのだろうか。ピアノ・シティ・ナポリの場合。

先日ピアノをたくさんあつめるのは大変と書いたばっかりですが、ピアノを馬鹿みたいに(失礼)たくさん集めて演奏するコンサートを見つけたのでお知らせいたします。

馬鹿みたいにといってどれぐらいだと思います。さすがにチェロみたく1000台とかまでは行きませんが・・・・21台ですって。21台のグランドピアノ。うん、なんかすごい。

どこでかというと、ナポリで。ナポリって言うと、そうイタリアのナポリです。

だれがこんな事をやろうかといい出したのでしょうか。しかし初めて聞くけれど、このコンサートをやったのはナポリの「ピアノシティーナポリ」という名前の音楽祭で、どうやら何年も前からやっているみたいだから、実績もあるのでしょう。21台もピアノを、しかも屋外に集めて演奏するとか正気の沙汰ではない。

https://www.pianocitynapoli2018.it/

いや、正気の沙汰ではないと思うか、面白いねと思うかで、その人の人生は変わってくる。人生楽しまなければ損、それがイタリアンな考えですから、ネガティブなことはいいっこなしですね!21っていう数字の根拠はいまいちというか全然わかりませんが、21台も集めちゃったんですからたいしたものですよ。本当に。

半円形状に並べられたピアノが、21台。それを使って何を弾くのかと言うと、下のURLがプログラムのPDFなのですが、ベートーヴェンの月光、バッハのトッカータとフーガニ短調、ラヴェルのボレロ。まあどれもずばり名曲ですが、果たしてこんなものを21人で弾いて一体何になるというのか。あ、しまった、ネガティブなコメントをしてしまった。楽しまないといけない。くわばらくわばら。

https://js.pianocitynapoli2018.it/wp-content/uploads/2018/03/programma-pianocity-2018.pdf

短いながら動画も見つけました(以下)。これを見ますと指揮者が真ん中にいるけど、指揮者なんて見えない人も多そう。そもそも指揮者いるのか、という疑問(愚問?)もあるのですが。そして風が吹いていて楽譜が飛ばされそうになっている人もいる。

うーん、やっぱこれって、、、、、。いやいや、きっと楽しくてしょうがないでしょう!