つい最近、アメリカの、音楽業界が長い方とながなが立ち話をしていましたが、その方が言うのには、ピアニストやヴァイオリニストは指揮者を目指すべきではない、とのことで、わりと厳しい口調で厳しいコメントをしていました。
二足のわらじというのは絶対にありえない、というのがその方のご意見で、指揮をする著名なピアニストがばっさばっさと切り捨てられていきました。私は彼女の大ファンだったんだよ、ただし指揮をし始めるまでの話。とか言ってぶった切られている人もいて、ああミツコ女史可哀想と思ったのでした。現役で唯一成功しているのはバレンボイムぐらいか。あしまったバレンボイムについてどう思うか聞き損なったな。
この会話中、私の頭の中には、奇しくも同じ時期に、ピアニストの弾き振りをおちょくったシニカルな動画をシェアしたノーマン・レブレヒトのブログが頭の中をかけめぐりました。
ブログはこれで、
くだんの動画はこれです。
これを観ると確かにピアニストは指揮者を目指しちゃいけないかも、とか思ってしまいますね。グルダなんか見るとふざけているとしか思えないし、クライバーンもたいへん頼りない感じ。俺たちのガヴちゃんにいたっては、目を覆うしかない惨状で、いやはやわけがわからなすぎて一周回って面白い感じ。
