ボルレッティ=ブイトーニ財団のアワード2016が発表(2/2)

今年のボルレッティ=ブイトーニ財団の賞が発表されました。ご存知ですか、この賞。というわけで、昨日の投稿の続きです。

Zoltán Fejérváriというハンガリーのピアニストが今回フェローシップを受賞していますが、このお名前、果たして何と読んだらいいのか、お手上げ。日本語はいわゆるラテン文字を使わないので表記に困りますね。

Zoltánというのはピアニストにも作曲家にも有名な人がいるので、ゾルタンでいいのだろう、と想像がつきますが、Fejérváriはどう読むのか。普通に読もうとするとフェジェルヴァリとかフェジャーヴァリとかになるんでしょうか。

試しにグーグル翻訳のページで読み上げてもらいましたが「ゾルタン・フェイエルヴァーリ」と聞こえました。このページに行って頂きますと、左側に音声を聞く、という小さなボタンがあります。それを押すと読んでくれます。しかしこれが正しいかどうかはやはり判りません。ハンガリー人に聞くしかないね。

そして驚くべきことに(?)このピアニスト、本当に無名なんです。もう一人の受賞ピアニスト、ベアトリーチェ・ラナがヴァン・クライバーン国際に入賞してからその名声を高めてきているのとは全然違う。

無名なのにこういう賞をもらえるっていうのは、なんだか期待値が高まる気がしませんか(勝手な妄想ですが)。本当に「すごくいい」からじゃないかな、と想像してしまうんですよね。残念ながらネット上ではソロの音源がほとんど見当たらないので、本当にいろいろ未知数です。

しかしこの財団がバックになって今後キャリア支援をするわけですから、もしかするとこの後ぐんぐん伸びて行くかもしれません(いかないかもしれない。ここが残酷なところ)。なのでこれからちょっと気にしていたいピアニストですね。

みなさんも気にしてあげてくださいね。苗字の読み方は今のところわかりませんけれど。