メリーさんの羊をショパンのスタイルで

メリーさんの羊は好きですか。この年になってメリーさんの羊でもないですか。

メリーさんの羊を、様々な作曲家っぽく弾いて見せている動画をご紹介しましょう。ジョークでやっているのですが、なかなかいいんでないの、と思いました。いや実は、よーく聴けばどれも微妙になんか違うな、惜しいな、とも思っちゃうのですが、でもこの人のやりたいことはよく分かる。

各バージョンにコメントがいちいちついて(英語で、しかも全部大文字で、かなりぱっぱっと替わるので、追いかけるのはしんどいかもしれませんが)、実際に鳴っている音よりもそちらの方になるほどと思うわけです。

これはなかなかためになるでしょう。作曲家の個性をよく抜き出せている。よくできました(上からで申し訳ない)。ピアノを勉強する全ての人におすすめしたい動画であります。作曲家の個性を学べる。

スクリャービンの「左手の音符の数が奇妙」っていうコメントとか、ドビュッシーの「ハープのようなキラキラした音型」てのとか、なんとなくわかるわ。

ここで実演してみせているのは以下の作曲家風のメリー・パロディ。

バッハ
ラモー
モーツァルト
ベートーヴェン
ショパン
リスト
スクリャービン
ドビュッシー
ショスタコーヴィチ
ラフマニノフ
プロコフィエフ
シェーンベルク
メシアン
グラス
ライヒ

個人的に一番好きだったのはラモーかな。でもメシアンはもっとうまく出来ると思うの。自分では出来ないくせに偉そうに言って申し訳ないんですけど。

この人の動画をもっと見たい人は以下いずれかからどうぞ:

https://www.youtube.com/nahresol
https://www.facebook.com/practicenotes/