アムランが作曲。ヴァン・クライバーン国際コンクール2017課題曲

ていうか来年のヴァン・クライバーン国際コンクール2017の審査員、豪華だね。予備審査の審査員も豪華だね。

審査員
Arnaldo Cohen (Brazil)
Jean-Philippe Collard (France)
Christopher Elton (United Kingdom)
Marc-André Hamelin (Canada)
Joseph Kalichstein (Israel / United States)
Mari Kodama (Japan)
Anne-Marie McDermott (United States)
Alexander Toradze (United States / Georgia)

予備審査審査員
Dmitri Alexeev (Russia)
Michel Beroff (France)
Janina Fialkowska (Poland/Canada)
James Parker (Canada)
Pamela Mia Paul (United States)

http://www.cliburn.org/competitions/cliburn-competition/2017-competition/

アレクセーエフとかベロフとか、フィアルコフスカもそうですけど、なんで予備審査にこんなメンツが並んでいるんでしょうね。

マルク=アンドレ・アムランといえば泣く子も黙る超絶技巧系ピアニスト。日本のマーケットではあまり高名とはいえませんが(一部マニアの間では広く知られ尊敬されている)、しかし欧米での活躍ぶりは相当なもので、どうしてアムランが日本のコンサート界隈に登場しないのか、不思議でしょうがありません。

最近も、日本の著名音楽事務所の方と話をしていて、アムランの話をしたところ、誰ですかそれはという返事が帰ってきたのにはちょっと驚くとともに残念に思いました。アンスネスとも仲がよくてデュオで公演をしたりしていますがね、と言ったのですが、ふうん、と軽く流されてしまいました。

アムラン、来年開催されるヴァン・クライバーン国際コンクール2017の新作課題曲を書くんですね。しかも、上記リストから分かる通りアムランはコンクールの審査員も務めます。コンクールのリリースによれば、課題曲の作曲者がコンクールの審査員を務めるのは同コンクール史上初のことらしいですが、世界中の他のコンクールでもなかなかないでしょう。

ヴァン・クライバーン国際コンクールは、特に技巧的な面が強調される傾向のあるコンクールであり、アムランの書く曲は、べらぼうに難しくて効果的な曲が多い。なので、コンクールの新曲課題でありがちな、いわゆるひとつの「意味不明な現代音楽風の音楽」とは違う感じの曲が出て来るんではないか、そんな気がします。

いやはやどんな曲になるのか、ピアノファンなら楽しみにしていてよいのではと思いますがね(とか言って肩透かしをくらったりして・・・)。

アムランの作品といえば例えばこれとか:

下のプレイヤー・ピアノのための作品のようなものはないでしょうけどね(↓一人では絶対に弾けない)。