バッハのフーガの技法をビール瓶で演奏したら

J.S.バッハの傑作「フーガの技法」を愛してやまない、という奇特な方はおられますでしょうか。フーガの技法は傑作ということは頭では分かっているけれど、難解で、長くて、退屈しちゃってつい寝てしまうという方、多くおられることでしょう。わかります。寝ちゃうよね。ついに最後まで聴き通せたためしがない、という人も少なくはないのでは。

好きな曲にフーガの技法を挙げちゃう人って、悪いけど、ある意味尊敬は出来るけど、お友達にはなれないかもしれない。そんな恐れ多い曲、それがフーガの技法。デートにフーガの技法を持ってくる人も要注意。デートにクラシック音楽をと考えているならせめてタイトルが同じような語呂の「神々の黄昏」にしたほうがいい。

しかしそんなあなたに朗報。ビールの空き瓶でフーガの技法をやってみたふざけた動画をご紹介。音はサンプリングですけれど。これによってともなく、あなたの目は開かれることでありましょう。フーガの技法最高だ、そう思ってもらえたら、幸いです。でものめりこまないようにね。フーガの技法に入れあげてあなたの友達が激減したとしても責任は持ちません。

2曲しか作ってないっぽいんだよね。本人的には最後までやろうかと思ったのかもしれないけど、結果的に途中で挫折しちゃっているっぽい感じ。

というか、空き瓶でバッハっていうのは、空き瓶がパイプオルガンと似たような仕組みであるからして、違和感がそこまでないんだね。空き瓶でショパン、とか、空き瓶でストラヴィンスキー、とかだと違和感出まくりだと思うんです。

そんなわけで皆さんはとりあえずこの動画を見て微笑していただければそれでよろしい。晴れ晴れとした気分で本日も安らかにお過ごしください。